25年度校内研究

今年度の研究主題 「生き生きと学び,確かな学力を身につける児童の育成」
−論理的思考力を高めるための言語活動の充実を図る授業実践を通して−
研究主題の設定理由  昨年度の研究の成果として「国語科の授業において言語活動の充実が図られ,児童の論理的思考力も高まってきている。」ことが挙げられた。また,全国学力・学習状況調査において「国語の勉強は好きですか。」という質問に対して,75%の児童が肯定的回答をしていて,全国平均を大きく上回っている。さらに,論理的思考力に関する質問に対しても全国平均を大きく上回る回答率が得られており,本校の研究が一定の成果を上げてきている。今年度は,児童一人一人の論理的思考力の高まりを把握するために,国語科の目標やねらいに照らしてその実現状況を見取る評価の研究を進めていく必要がある。

 学習指導要領では「確かな学力」を育成するために,創意工夫を生かした特色ある教育活動を展開する中で,基礎的・基本的な知識及び技能を確実に習得させ,言語活動の充実を図り,思考力,判断力,表現力等の論理的思考力を育てることが求められている。
教科等領域 国語

学期ごとの大まかな研究研修予定

1学期 ・教科は国語科に絞り,子どもたちの論理的思考力を育成するために,言語活動を充実させる研究を行う。
・論理的思考力の高まりを見取ることができるような効果的な評価の研究を行う。
・特別支援学習会を開き,子どもへの対応の仕方など全職員で共通理解を図る。
・確かな学力向上プロジェクト(一人一実践・一校一実践)の取り組み。
2学期 ・教育課程説明会還流報告を行い,日々の実践に生かす。
・教材分析・指導案の作成等の研究授業の準備
・言語活動を効果的に取り入れた研究授業及び研究会
3学期 ・言語活動を効果的に取り入れた研究授業及び研究会
・言語活動の充実を図った教育課程の編成
・研究のまとめと来年度の方向性