○研究主題 |
生き生きと学び、確かな学力を身に付ける子どもの育成 −国語科・算数科における「授業改善プラン」を生かした授業実践を通して− |
○研究の目標 |
国語科・算数科・において、学力調査などの結果を分析し、どの児童にも確かな学力を身に付けさせるための「授業改善プラン」を考え、授業実践に生かす。 |
○研究仮説 | |
「基礎的な知識・技能の習得と、それらを活用する学習を関連させた授業改善を行えば、どの児童にも確かな学力が身に付くであろう」 |
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・国 語 | 論理的思考力を高めるような言語活動を工夫するとともに、学び合いの場を取り入れることによって、確かな学力が身に付くだろう |
・算 数 | 問題解決的な学習過程を工夫するとともに、学び合いの場を取り入れることによって、確かな学力が身に付くだろう |
○研究の方針 |
本校では,「主体性,創造性に富み,心豊かで,心身ともにたくましい児童の育成」を教育目標に掲げ,目ざす児童像として,「知的好奇心にあふれる子ども」「自分を表現できる子ども」を設定している。これらは,本年度の指導重点項目の「確かな学力の育成」のためににある,「基礎的・基本的な知識及び技能の習得,知識・技能の活用,主体性を引き出す指導の工夫,論理的思考力を高める工夫,指導力を高める校内研の充実」などがなされたときに具現化されるものと考える。 「確かな学力の育成」のためには,児童の実態を把握しなくてはならない。そこで,教科としては国語科・算数科を取り上げ,4月に行った北杜市立学力到達度検査(CDT)の結果 を分析し,児童の実態に即した「授業改善プラン」を策定したい。そして,「授業改善プラン」を授業に取り入れることによって授業改善をしていきたい。こうした「授業改善プラン」を取り入れた授業実践をくり返すことによって,目ざす児童像の具現化,ひいては学校教育目標の具現化がなされると考える。 |
○研究の内容 | |
(1) | 本校の調査結果を分析して傾向や課題を把握し、昨年度策定した「授業改善プラン」を基に、授業改善プランを設定する。 |
(2) | 授業改善プランに基づいた授業実践を行い、その効果を検証する。 |
(3) | 検証をもとに授業改善プランに検討を加え、修正すべきは修正した上で授業実践を行う。 |
(4) | 「(2)(3)」を繰り返し、検証改善サイクルを確立する。 |
○研究計画(平成22年度) |
1 | 4月12日 | (月) | 今年度の方向性の確認 |
2 | 4月19日 | (月) | 研究内容・研究組織・研究計画について |
3 | 5月17日 | (月) | 「授業改善プラン」の策定方法の検討 確かな学力を育むための手だての検討【教科部会】 |
4 | 6月14日 | (月) | 市学力テストの結果をもとに「授業改善プラン」の策定と精選【教科部会】 授業者の決定 |
5 | 7月5日 | (月) | 確かな学力を育むための手だての検討【全体会】 「授業改善プラン」の検討【全体会】 |
6 | 8月20日 | (金) | 外国語活動 教育課程説明会環流報告会 |
7 | 8月30日 | (月) | 授業の計画(指導案作り・教材作り)【教科部会】 |
8 | 9月13日 | (月) | 指導案検討 |
9 | 10月4日 | (月) | 研究授業@(国語ブロック) |
10 | 11月15日 | (月) | 指導案検討 |
11 | 11月29日 | (月) | 研究授業A(算数ブロック) |
12 | 1月17日 | (月) | 研究授業のまとめ 外国語活動 |
13 | 2月14日 | (月) | 研究の反省・まとめ・来年度に向けて |
14 | 3月7日 | (月) | 研究紀要作成作業 |
※研究推進委員会は、予定日以外にも必要に応じて開催。
※学年部会・教科部会は随時開催。